「新宿で動物と触れ合いたいけど、どんなお店があるの?」そんな疑問をお持ちの方に向けて、新宿エリアの動物カフェをまとめました。
新宿には猫・犬・フクロウ・爬虫類と触れ合えるお店がそろっています。この記事では各店の料金・アクセス・触れ合える動物を比較し、目的別のおすすめをご紹介します。
筆者は新宿・歌舞伎町のハリネズミカフェ「HAGU CAFE」の店長、まりえです。実店舗は閉店しましたが、営業していた頃に多くのお客様から「他の動物カフェにも行ってきたよ」と伺ったお店ばかりをピックアップしました。店長の視点で、各店の特徴をお伝えします。
目次
新宿の動物カフェ一覧比較
まずは各店の基本情報を一覧で比較してみましょう。
| 店舗名 | 触れ合える動物 | 料金目安 | 最寄り駅 |
|---|---|---|---|
| HAGU CAFE(閉店) | ハリネズミ・デグー・フクロモモンガ | ―(2023年6月閉店) | 西武新宿駅 徒歩1分 |
| 爬にまるカフェ | 爬虫類・キンカジュー・フェネック等 | 30分1,500円〜(1ドリンク付き) | JR新大久保駅 徒歩5分 |
| フクロウカフェもふもふ 新宿店 | フクロウ | 平日2,000円・土日祝2,200円(1時間・税別) | 新宿御苑前駅 徒歩1分 |
| いぬカフェRio 新宿店 | 犬(約20頭) | 平日270円/10分・土日祝370円/10分 | JR新宿駅東口 徒歩5分 |
| 猫カフェモカラウンジ 新宿店 | 猫 | 10分297円〜(最大3,960円・土日祝4,620円) | 新宿三丁目駅A5出口 徒歩1分 |
※料金は2026年6月時点の目安です。最新の料金(税込・税抜の別を含む)は各店の公式サイトでご確認ください。HAGU CAFEは2023年6月に閉店済みです。
HAGU CAFE(閉店済み・2023年6月)
HAGU CAFEは2023年6月をもって閉店しました。現在、店舗での動物との触れ合い体験は行っていません。
2017年元旦に「ハリネズミとデグーのお店」としてオープン。店名の由来はハリネズミの「HA」とデグーの「GU」です。その後フクロモモンガも加わり、エキゾチックアニマル専門のカフェとして親しまれていました。
閉店後もエキゾチックアニマルの飼育情報は発信を続けています。オンラインショップとブログでは、ハリネズミ・デグー・フクロモモンガの飼い方やお世話のコツを店舗運営で培った知識をもとに紹介しています。
爬にまるカフェ(爬虫類・エキゾチック)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区大久保1-16-19 1F |
| 営業時間 | 11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)年中無休 |
| 料金 | お試し20分 1,000円(見学のみ)/ 1キャスト(動物1種)触れ合い30分 1,500円 / 2キャスト60分 2,500円(税込・ふれあいコースは1ドリンク付き) |
| アクセス | JR新大久保駅 徒歩5分 |
| 予約 | 不要(混雑時は待つ場合あり) |
| 公式サイト | https://hanimaru-cafe.com/ |
新大久保にある珍しいエキゾチックアニマルと触れ合えるカフェです。爬虫類(イグアナ・カメレオン・ヘビなど)のほか、キンカジュー・フェネック・ワラビー・チンチラ・ショウガラゴなど、なかなか出会えない動物たちが揃っています。
HAGU CAFEを営業していた頃は、お客様から「新大久保の爬にまるカフェにも行った」とおっしゃる方もいました。爬虫類好きの方や、珍しい動物に興味がある方にはぴったりのお店です。新大久保駅から徒歩5分、イケメン通り沿いにあります。通りにイケメンは見当たりませんでしたが、店内のスタッフさんがイケメンだったので結果オーライです。入口はこぢんまりしていますが、店内は意外と広くてゆったりできました。
「爬にまる」は爬虫類+アニマルの造語。気に入った1キャスト(動物)を選んでドリンクを飲みながら触れ合えるシステムです。まずは店内の雰囲気だけ見られる20分のお試しコース(ふれあい・ドリンクなし)もあります。
今回は30分1キャストコースでイグアナのジュラくんを選びました。普段はなかなか触れ合う機会がない爬虫類、せっかくなので体験してみたかったのです。革製のグローブを装着して腕に乗せると、しっぽを含めると1mほどありそうな体がずっしり。葉っぱを差し出すとゆっくり食べてくれました。
爬虫類だけでなく、ポップコーンのような甘い香りで知られるビントロングや、チンチラ、ワラビーなどの哺乳類もいます。各ケージに手書きの紹介カードが貼ってあり、動物の名前や性格がわかるので初めてでも親しみやすいです。ポップコーンのにおいがする動物なんて気になりすぎて絶対触りたかったのですが、この日は爆睡中で起きる気配ゼロ。次こそはリベンジしたいです。
フクロウカフェもふもふ 新宿店(フクロウ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区新宿1-14-10 松山ビル1F |
| 営業時間 | 11:00〜20:00(曜日により変動・1時間入替制) |
| 料金 | 平日2,000円+税・土日祝2,200円+税(1時間入替制・現金のみ) |
| アクセス | 新宿御苑前駅 徒歩1分 |
| 予約 | メールまたは予約フォーム(当日は電話) |
| 公式サイト | http://mohumohu77.jp/ |
※公式サイトは現在 http(SSL未対応)で運用されているため、ブラウザによっては「保護されていない通信」という警告が表示されることがあります。上記の http://mohumohu77.jp/ が正規の公式サイトですので、ご安心ください。なお、エサやり体験は希望者のみ+300円/人で、新宿店では11時の回と最終回で実施しています(現金のみ)。
新宿御苑前にあるフクロウカフェ「もふもふ」の新宿店です。2024年春に3年半ぶりの営業再開を果たし、1時間の入替制・定員10名で、フクロウをすぐ近くで眺めたり、手や腕に乗せたりできます。歌舞伎町エリアの動物カフェからは少し離れた、落ち着いた立地です。
今回は予約フォームから予約をして、平日の最終回にお邪魔してきました。平日だったおかげで、なんとこの回のお客さんはひとりだけ。思いがけず貸切状態で、フクロウたちをひとり占めしてきました。
店内に入ると、止まり木にフクロウたちがずらり。手のひらにのるくらいの小さなコノハズクから、羽角(耳のような飾り羽)が立派な大型のミミズクまで、大きさも顔つきもさまざまです。壁には一羽ずつ名前と種類を書いた紹介カードが貼ってあり、見た目はそっくりに思えても、名前を覚えてよく見ると一羽ずつ顔つきが違うことに気づいて、つい見入ってしまいます。
フクロウに触れる前に、スタッフさんが触れ合い方をていねいに教えてくれます。フクロウは羽根や足を触られるのが苦手なので、そこはそっとしておくのが鉄則。頭やくちばしのまわりをやさしくなでると、目を細めて気持ちよさそうにしてくれます。おもしろいのは、どこを触られると喜んで、どこを触られると嫌がるかが、個体によってまるで違うこと。「この子は頭が好き」「この子はくちばしのまわりを触られたい」と一羽ずつ性格があって、まるで猫みたいだなと思いました。
白いハート型の顔がトレードマークのメンフクロウもいました。カーテンレールの上から、つぶらな瞳でこちらをじっと見下ろす姿がなんとも愛らしい。フクロウと一口に言っても、まんまるの顔の子もいれば、シュッとした顔立ちの子もいて、見比べているだけでもあっという間に時間が過ぎていきます。
店内でいちばん大きいのが、この男女ペアのフクロウ。羽角がぴんと立って、並ぶとなかなかの迫力です。そのうちの一羽を手に乗せてもらったのですが……あの貫禄ある見た目なら、さぞ重いだろうと身構えていたのに、持ってみると驚くほど軽い! 調子に乗って、頭の上にもちょこんと乗せてもらいました。あとで聞いたところ、フクロウはふわふわの羽毛でボリュームが出ているぶん、実際の体は見た目よりずっと軽いのだそうです。
平日の最終回だったので、+300円のエサやり体験もできました(エサやりができるのは11時の回と最終回だけなので、体験したい人はこの時間帯がねらい目です)。ピンセットでつまんだお肉を差し出すと、フクロウたちがぐいっと身を乗り出してパクリ。大きなお肉も器用に丸呑みして、いかにもおいしそうにたいらげていきます。
そして、エサやりでいちばん驚いたのがこの瞬間。さっきのあの大きな男女ペアにエサをあげようと、右にいたオスにお肉を差し出したら……左にいたメスがさっと横取り! あれっと思っていたら、スタッフさんいわく、フクロウは繁殖期になるとオスがメスにエサを譲り、メスがお腹いっぱいになるまで先に食べさせる習性があるのだとか。横取りされても怒らず見守るオスを見て、自然界のレディーファーストだなあと、なんだか感心してしまいました。
貸切だったこともあって、一羽ずつじっくり向き合えた、ぜいたくな1時間でした。スタッフさんがそれぞれの子の性格や好みを教えてくれるので、フクロウが初めての人でも安心して楽しめます。にぎやかな歌舞伎町エリアから少し足をのばして、静かにフクロウと過ごしたい人にぴったりのお店です。
いぬカフェRio 新宿店(犬)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-15-5 B1F |
| 営業時間 | 11:00〜20:00 |
| 料金 | 平日 270円/10分・土日祝 370円/10分(税込) |
| アクセス | JR新宿駅東口 徒歩5分 |
| 公式サイト | https://rio-corp.jp/shops/shinjyuku/ |
歌舞伎町エリアにある犬と触れ合えるカフェです。ペキニーズ・コーギー・トイプードル・チワワ・サモエドなど約20頭以上の犬がいて、撫でたりおやつをあげたりできます。10分単位の料金体系なので、短時間でもサクッと立ち寄れるのが魅力。
HAGU CAFEを営業していた頃もお客様から「リオにも行ってきた」という声をよく聞きました。ハリネズミなどの小動物と犬、両方を1日で巡る方も多かったです。
猫カフェモカラウンジ 新宿店(猫)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区新宿3-31-5 新宿ペガサス館6F |
| 営業時間 | 10:00〜21:00(最終入店20:30)年中無休 |
| 料金 | 10分あたり 平日297円・土日祝/特定日385円(税込)。最大料金 平日3,960円・土日祝/特定日4,620円(税込) |
| アクセス | 新宿三丁目駅A5出口 徒歩1分 |
| 年齢制限 | 中学生以上(予約不要) |
| 設備 | Wi-Fi・電源・コンセント付きデスク/無料ドリンクバー(勉強・リモートワーク歓迎) |
| 公式サイト | https://catmocha.jp/shop/shinjuku/ |
新宿三丁目駅A5出口から徒歩1分、ホテルのラウンジのような広々とした店内が魅力の猫カフェです。スコティッシュフォールド・マンチカン・ラグドール・メインクーン・ペルシャなど、30匹以上の猫がのびのび暮らしています。料金は10分単位で、最大料金まで達したらあとは何時間いても同じ。長居するほどお得なシステムです。
なお、新宿で長年親しまれた「猫カフェきゃりこ新宿店」は2020年に閉店し、吉祥寺店に統合されています。古い情報サイトに掲載が残っている場合があるのでご注意くださいね。
HAGU CAFEを営業していた頃、お客様から「モカラウンジにも行ってきた」と聞くことがよくありました。新宿で動物カフェを巡るなら定番のお店です。せっかくなので、今回は実際に新宿店へお邪魔してきました。
入ってまず目を引いたのが、猫たちの紹介カードがずらりと並んだ壁。一頭ずつ名前・猫種・誕生日が書いてあって、これを見ながら「あの子はどこかな」と探すのが楽しいんです。HAGU CAFEでも動物に名前をつけて紹介していたので、この文化にはつい親近感がわきました。
そして奥へ進むと、その広さにびっくり。高い天井に大きな球体の照明、中央には円形のソファスペース。これが猫カフェ?と二度見するほど開放的で、猫を眺めながら自分もくつろげるよう、ソファやクッションがゆったり配置されています。
そしてこのモカラウンジ、設備がかなり充実しています。店内はWi-Fi完備で、各席に電源や充電器、コンセント付きのデスク席も用意されています。公式サイトでも「勉強やリモートワーク歓迎」とうたわれているほどで、ノートパソコンを広げて作業するのにぴったりです。
しかもドリンクバーは無料で飲み放題。猫を眺めながら、好きなドリンクで一息つけます。実際この日は作業している人がほとんどおらず、かなりの穴場でした。時間パックのようなプランはないものの、料金は最大料金で打ち止めになるので、スポット的なコワーキングスペースとしても十分使えそう。混みやすいのは休日の午後なので、集中したい日は平日がねらい目です。
店内を歩いていると、黒いハンモックチェアのコーナーを発見。フロアランプの灯りがやわらかくて、ここに座って猫を眺めたら一日中いられそうです。ソファ席、カウンター席、床のクッションと座席のバリエーションが豊富なので、自分のお気に入りスポットを探すのも楽しいですよ。
肝心の猫たちはというと、見事にマイペース。テーブルの上で香箱座りする子、ソファでとろける子、床をのっそり歩く子……それぞれ好きな場所で思い思いに過ごしています。猫カフェは「猫の気分しだい」とよく言いますが、ここも例にもれず、構ってくれるかどうかはその子の機嫌しだいでした。
このお店の名物が、猫ちゃん用の「猫カクテル」というおやつ(550円)。その名のとおりカクテルグラスに入って出てくる、ちょっとおしゃれな一杯です。持ち込んだ飲食物を猫にあげるのはNGですが、この猫カクテルはお店公認。猫に直接あげられる数少ないチャンスなので、さっそく注文してみました。
とはいえ、大人の猫たちの多くはこれが意外と塩対応。スプーンを差し出しても「ふーん」という顔でスルーする子がほとんどで、ちょっぴり寂しい……。そんな中、ハンモックチェアにいた一頭の子猫だけは、目をキラキラさせておやつに飛びついてきました。
しかもこの子、上品にスプーンから舐める……どころか、グラスに直接顔を突っ込む勢いの鬼食い。お行儀そっちのけでカクテルグラスに顔面ダイブする姿があまりにかわいくて、すっかり虜になってしまいました。塩対応の大人猫も、おやつにがっつく子猫も、ぜんぶ含めてこれぞ猫カフェの醍醐味です。
目的別おすすめガイド
どの動物カフェに行くか迷ったら、目的で選ぶのがおすすめです。
飼育を検討している方
実際に飼いたい動物がいるなら、まずその動物と触れ合えるお店に行くのが一番です。猫なら「猫カフェモカラウンジ」、犬なら「いぬカフェRio」、フクロウなら「フクロウカフェもふもふ」で実際に触れ合ってから検討するとよいでしょう。
ハリネズミ・デグー・フクロモモンガの飼育を検討している方は、残念ながら新宿エリアで直接触れ合えるお店はHAGU CAFE閉店後なくなってしまいました。ただし、レプタイルワールドなどの即売会では触れ合えることもあります。飼い方についてはハリネズミのお迎え準備ガイドやフクロモモンガの餌ガイドの記事で詳しくまとめているので、参考にしてください。
デートで行きたい方
カップルには2〜3店舗のはしごがおすすめです。歌舞伎町エリアの「いぬカフェRio」と新宿御苑前エリアの「フクロウカフェもふもふ」を巡ると、犬とフクロウという全く異なる雰囲気を楽しめます。猫派なら「猫カフェモカラウンジ」も時間無制限でゆっくりできるのでデート向きです。
珍しい動物に会いたい方
犬猫以外の動物と触れ合いたいなら、爬にまるカフェ(爬虫類・キンカジューなど)がおすすめです。触れ合えるキャスト(動物)は日によって異なるため、お目当ての子がいる場合は事前にSNSで確認してから訪問するとよいでしょう。フクロウカフェもふもふも、日常ではなかなか触れ合えない動物と過ごせる貴重なお店です。
短時間でサクッと楽しみたい方
いぬカフェRioは10分単位の課金制なので、ちょっとした空き時間にも利用しやすいです。買い物の合間に犬と触れ合いたいなら、新宿駅東口から徒歩5分のRioが最も手軽でしょう。逆にゆっくり過ごしたいなら、猫カフェモカラウンジは10分単位ながら最大料金(平日3,960円・土日祝4,620円)が決まっているので、長居するほどお得です。
よくある質問
新宿でハリネズミと触れ合えるお店はありますか?
残念ながら、新宿エリアでハリネズミと触れ合えたHAGU CAFEは2023年6月に閉店しました。現在、新宿でハリネズミに触れ合えるカフェはありません。ハリネズミの飼育情報はHAGU CAFEのブログで引き続き発信しています。
新宿の動物カフェは予約なしでも入れますか?
お店により異なります。フクロウカフェもふもふは完全入替え制(定員10名)のため予約がおすすめです。いぬカフェRioは予約不要で入れることが多いです。猫カフェモカラウンジも予約なしで入れますが、混雑時は待つ場合があります。
デートで動物カフェに行くならどこがおすすめですか?
歌舞伎町エリアの「いぬカフェRio」と新宿御苑前の「フクロウカフェもふもふ」のはしごがおすすめです。犬とフクロウという異なる雰囲気を楽しめます。ゆっくり過ごしたいなら時間無制限の「猫カフェモカラウンジ」も選択肢に入ります。
子どもと一緒に行ける動物カフェはありますか?
お店によって年齢制限が異なるため、事前に公式サイトで確認するか電話で問い合わせるのがおすすめです。小さなお子様の場合、動物の安全のため保護者同伴や年齢制限を設けているお店もあります。
まとめ
新宿エリアには爬虫類・フクロウ・犬・猫と、個性豊かな動物カフェが揃っています。珍しいエキゾチックアニマルに会える爬にまるカフェ、フクロウを腕に乗せられるもふもふ、犬と触れ合えるRio、猫とゆったり過ごせるモカラウンジなど、好みに合わせて選べるのが新宿エリアの魅力です。
HAGU CAFEは閉店しましたが、エキゾチックアニマルの飼育に関する情報発信はブログで続けています。ハリネズミ・デグー・フクロモモンガの飼い方で気になることがあれば、ぜひブログの飼育記事も参考にしてくださいね。









