デグーをお迎えしたい!でも「どんな動物なの?」「飼い方がわからない」と悩んでいませんか?
この記事では、デグー飼育のすべてをまとめました。HAGU CAFEでたくさんの小動物たちと触れ合ってきた経験をもとに、初心者の方でも安心して飼育を始められるよう、わかりやすく解説していきますね。
この記事でわかること
それぞれの項目には、さらに詳しい解説ページへのリンクもありますので、気になるところからチェックしてみてくださいね。
デグーの基本情報
デグーってどんな動物?
デグー(Octodon degus)は南米チリのアンデス山脈西部だけに生息する固有種のげっ歯類です。「ネズミ」と呼ばれることもありますが、実はチンチラやモルモットに近い仲間なんですよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体長 | 12〜20cm(尻尾を含まない) |
| 体重 | 170〜350g |
| 寿命 | 6〜8年(飼育下) |
| 性格 | 社交的で人懐っこく、非常に賢い |
| 活動時間 | 昼行性(げっ歯類では珍しい!) |
| 原産地 | チリ(アンデス山脈西部の乾燥した低木地帯) |
デグーの魅力
- おしゃべり上手:約15種類の鳴き声を使い分け、飼い主に話しかけてくれる
- とっても賢い:名前を覚えたり、簡単な芸を習得することも。知能はアライグマに匹敵するとも言われている
- 昼行性:飼い主と同じ生活リズムで過ごせるので、触れ合いの時間がたっぷり
- 長寿:小動物の中では比較的長寿で、6〜8年一緒にいられる
- 紫外線が見える:人間には見えない紫外線を感知できる、ちょっと不思議な能力の持ち主
注意したいポイント
- 温度管理が重要:暑さに弱く、28度C以上は危険。エアコン24時間稼働が前提
- 糖分に弱い:果物やおやつの糖分で糖尿病になりやすい体質
- なんでもかじる:電源コードや家具を容赦なくかじるので対策必須
- しっぽを絶対に持たない:しっぽの皮膚が簡単に剥がれ、二度と再生しない
- 診てもらえる病院が限られる:エキゾチック対応の病院を事前に探しておきましょう(アニコムどうぶつ病院検索やGoogleマップが便利です)
飼育環境
デグーはチリの乾燥した山岳地帯が故郷。涼しく乾燥した環境を好むので、温度・湿度の管理が飼育の最重要ポイントです。高さのある金属製ケージに、回し車・砂浴び容器・かじり木などを設置して、活発に動き回れる環境を整えてあげましょう。
- 理想温度は20〜26℃。28℃以上は熱中症の危険があり、夏場はエアコン24時間稼働が必須です
- ケージ内のステージは木製がベスト。ワイヤーメッシュは足裏の炎症(バンブルフット)の原因になります
📖 もっと詳しく知りたい方へ
デグーの適温とケージレイアウト 飼育環境の作り方ガイドで詳しく解説しています。
食事と栄養
デグーは完全草食性で、主食はチモシー(牧草)、補助的にデグー専用ペレットを与えます。最大の注意点は糖の代謝能力が極めて低いこと。果物やさつまいもなど糖分の多い食べ物は糖尿病の原因になるため、おやつ選びには細心の注意が必要です。
- チモシーは食べ放題で常に補充。ペレットは体重の約5%を目安に毎日与えます
- 果物全般・さつまいも・市販のハムスター用おやつは絶対NG。ネギ類やチョコレートは中毒を起こします
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デグーのエサとおやつガイド NG食材・ひまわりの種も解説で詳しく解説しています。
健康管理
デグーで特に注意したい病気は、不正咬合・糖尿病・白内障・皮膚真菌症の4つ。日頃から歯の色(健康ならオレンジ色)、毛並み、食欲、活動量をチェックして、異変を早期に発見することが大切です。エキゾチックアニマル対応の動物病院を事前に見つけておきましょう。
- 不正咬合はデグーで最も多い病気。チモシーとかじり木で日常的に予防できます
- 糖尿病は食事管理が最大の予防策。白内障は糖尿病の合併症として発症しやすいため、食事と健康管理はセットで考えましょう
📖 もっと詳しく知りたい方へ
デグーの病気と健康管理 症状・動物病院の選び方ガイドで詳しく解説しています。
社会性とコミュニケーション
デグーは野生では5〜10匹の群れで暮らす、非常に社会性の高い動物です。約15種類の鳴き声を使い分けることから「アンデスの歌うネズミ」とも呼ばれています。1匹だけで飼うと寂しさからストレスが出ることもあるため、理想的には同性のペアか少数のグループでの飼育が望ましいです。
- 鳴き声で感情を表現します。「ピピピ」はごきげん、「ギギギ」は怒りのサインです
- 多頭飼いには相性の見極めと正しい顔合わせの手順が重要。焦らず段階的に進めましょう
📖 もっと詳しく知りたい方へ
デグーの鳴き声の意味と多頭飼い しっぽの仕草でわかる気持ちで詳しく解説しています。
お迎え準備
デグーのお迎えにかかる初期費用は、生体価格と飼育用品を合わせて約3〜6万円が目安です。月々のランニングコストは牧草・ペレット・床材で2,000〜5,000円程度ですが、夏冬はエアコンの電気代が加算されます。カラーバリエーション(アグーチ、ブルーなど)によって生体価格も変わるので、予算に合わせて検討してみてくださいね。
- お迎え先はペットショップ・ブリーダー・里親の3つ。それぞれメリット・デメリットがあります
- お迎え初日は環境に慣れるまでそっとしておくのが鉄則。焦って触ろうとすると逆効果です
📖 もっと詳しく知りたい方へ
デグーのお迎え準備ガイド 費用・カラー・お手入れまとめで詳しく解説しています。
まとめ:デグーとの幸せな生活のために
デグーは、適切な環境と愛情があれば、飼い主の最高のパートナーになってくれます。
飼育成功の5つのカギ
- 温度管理を徹底する(20〜26度C、エアコン24時間稼働)
- 糖分を絶対に与えない(主食はチモシー+専用ペレット)
- エキゾチック対応の動物病院を見つけておく
- できれば複数飼いで社会性を満たす
- 焦らずゆっくり信頼関係を築く
最初は警戒して逃げ回っていた子も、時間をかけて接することで、名前を呼ぶと駆け寄ってきて、手のひらの上でうとうと眠ってくれるようになりますよ。
HAGU CAFEからのメッセージ
HAGU CAFEは2023年に閉店しましたが、まりえが店長として多くのデグーと過ごしてきた経験をもとに、このブログで飼育情報を発信しています。
デグーの飼育で気になることがあれば、各記事をぜひ参考にしてください。お迎えを決めたらお迎え準備ガイドもあわせてどうぞ。
この記事が、あなたとデグーの素敵な出会いのきっかけになれば嬉しいです!








