デグーの飼い方完全ガイド | 初心者でも安心の飼育マニュアル

木のテーブルの上でティーカップの横に座るデグー

デグーをお迎えしたい!でも「どんな動物なの?」「飼い方がわからない」と悩んでいませんか?

この記事では、デグー飼育のすべてをまとめました。HAGU CAFEでたくさんの小動物たちと触れ合ってきた経験をもとに、初心者の方でも安心して飼育を始められるよう、わかりやすく解説していきますね。

この記事でわかること

  1. デグーってどんな動物?
  2. 飼育環境の整え方
  3. 食事と栄養について
  4. 健康管理のポイント
  5. 社会性とコミュニケーション
  6. お迎え準備と費用

それぞれの項目には、さらに詳しい解説ページへのリンクもありますので、気になるところからチェックしてみてくださいね。

デグーを手のひらに乗せるまりえ店長

デグーの基本情報

デグーってどんな動物?

デグー(Octodon degus)は南米チリのアンデス山脈西部だけに生息する固有種のげっ歯類です。「ネズミ」と呼ばれることもありますが、実はチンチラやモルモットに近い仲間なんですよ。

項目内容
体長12〜20cm(尻尾を含まない)
体重170〜350g
寿命6〜8年(飼育下)
性格社交的で人懐っこく、非常に賢い
活動時間昼行性(げっ歯類では珍しい!)
原産地チリ(アンデス山脈西部の乾燥した低木地帯)

デグーの魅力

  • おしゃべり上手:約15種類の鳴き声を使い分け、飼い主に話しかけてくれる
  • とっても賢い:名前を覚えたり、簡単な芸を習得することも。知能はアライグマに匹敵するとも言われている
  • 昼行性:飼い主と同じ生活リズムで過ごせるので、触れ合いの時間がたっぷり
  • 長寿:小動物の中では比較的長寿で、6〜8年一緒にいられる
  • 紫外線が見える:人間には見えない紫外線を感知できる、ちょっと不思議な能力の持ち主

注意したいポイント

  • 温度管理が重要:暑さに弱く、28度C以上は危険。エアコン24時間稼働が前提
  • 糖分に弱い:果物やおやつの糖分で糖尿病になりやすい体質
  • なんでもかじる:電源コードや家具を容赦なくかじるので対策必須
  • しっぽを絶対に持たない:しっぽの皮膚が簡単に剥がれ、二度と再生しない
  • 診てもらえる病院が限られる:エキゾチック対応の病院を事前に探しておきましょう

飼育環境

快適な飼育環境は、デグーの健康と長寿の秘訣です。チリの乾燥した山岳地帯出身なので、涼しく乾燥した環境を好みます。

必要なもの一覧

アイテムポイント
ケージ幅50cm以上、高さのある多段タイプ。金属製が推奨
ステージ・棚板木製がベスト。ワイヤーメッシュは足裏の炎症の原因に
回し車直径30cm以上。メタルサイレントホイールが人気
砂浴び容器+砂デグーサンドが最適。1回3〜5分
かじり木歯の伸びすぎ防止に必須
温湿度計20〜26度C、40〜60%をキープ

温度管理のポイント

  • 理想温度:20〜26度C(22〜25度Cがベスト)
  • 危険温度:28度C以上(熱中症)、15度C以下(低体温症)
  • 夏場:エアコン24時間稼働が必須
  • 冬場:ペットヒーターや保温電球で保温

食事と栄養

基本の食事

デグーは完全草食性。主食はチモシー(牧草)で、補助的にデグー専用ペレットを与えます。

種類内容頻度
主食チモシー(牧草)食べ放題(常に補充)
補助食デグー専用ペレット毎日(体重の約5%)
副食野菜・ハーブ(少量)少量を時々

与えてはいけない食べ物

絶対NG! デグーは糖の代謝能力が極めて低い動物です。

  • 果物全般(りんご、バナナなど) → 糖尿病の原因に
  • さつまいも・かぼちゃ → 糖分が多い
  • 市販のハムスター用おやつ → 糖分・脂肪分が多すぎる
  • ネギ類・チョコレート → 中毒を起こす

健康管理

健康なデグーのサイン

  • 目がキラキラと澄んでいる
  • 毛並みがツヤツヤしている
  • 歯がオレンジ色(健康な証拠!白い歯は栄養不足のサイン)
  • 食欲があり、活発に動き回る

よくある病気

  1. 不正咬合:デグーで最も多い病気。チモシーとかじり木で予防
  2. 糖尿病:甘い食べ物でかんたんに発症。食事管理が最大の予防策
  3. 白内障:糖尿病の合併症として発症しやすい
  4. 皮膚真菌症:湿気の多い季節に注意。砂浴びで予防

社会性とコミュニケーション

デグーは野生では5〜10匹の群れで暮らす、非常に社会性の高い動物。約15種類の鳴き声を使い分ける「アンデスの歌うネズミ」です。

鳴き声意味
ピピピ、チチチ嬉しい、ごきげん
キュイキュイおねだり、甘え
ピーッ!警戒、危険の合図
ギギギ怒り、威嚇

1匹だけで飼うと寂しさからストレスが出ることも。理想的には同性のペアか少数のグループでの飼育が望ましいです。


お迎え準備

費用の目安

項目費用
生体価格4,000〜15,000円(アグーチ・ブルー)
飼育用品一式25,000〜50,000円
初期費用合計約30,000〜65,000円
項目月額費用
牧草・ペレット1,000〜2,500円
床材・砂500〜1,500円
電気代(エアコン加算分)数千円(夏冬は増加)
月々の合計約2,000〜5,000円+電気代

まとめ:デグーとの幸せな生活のために

デグーは、適切な環境と愛情があれば、飼い主の最高のパートナーになってくれます。

飼育成功の5つのカギ

  1. 温度管理を徹底する(20〜26度C、エアコン24時間稼働)
  2. 糖分を絶対に与えない(主食はチモシー+専用ペレット)
  3. エキゾチック対応の動物病院を見つけておく
  4. できれば複数飼いで社会性を満たす
  5. 焦らずゆっくり信頼関係を築く

最初は警戒して逃げ回っていた子も、時間をかけて接することで、名前を呼ぶと駆け寄ってきて、手のひらの上でうとうと眠ってくれるようになりますよ。


HAGU CAFEからのメッセージ

HAGU CAFEでは、ハリネズミをはじめ、デグーやモモンガなど、たくさんの小動物たちと触れ合うことができます。

「デグーを飼ってみたいけど、まずは触ってみたい」という方は、ぜひ遊びに来てくださいね。実際に触れ合うことで、デグーの賢さと愛らしさをもっと感じていただけると思います。

この記事が、あなたとデグーの素敵な出会いのきっかけになれば嬉しいです!



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